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グリーンチャンネルに「先週の結果分析」という番組がありますが、そこで発表されています。タイムランクは非常に参考になります。同じ距離のレースとはいえ、競馬場が違ったり、馬場状態が違いますと単純な比較は出来ません。この番組では各競馬場ごとに基準タイムという目安となる時計との比較で、早い時計の出やすい馬場か、時計のかかる馬場かを相対的に判断した指数「馬場差」を算出。

その「馬場差」を考慮し、レース毎の時計が早い、遅いを5段階（A〜E）で判定しています。（なお新馬戦でありがちなスローペースで上がりだけの競馬になった場合別途Sランクという指標を設定しています。）

競馬というものは、他の馬よりも早い時計で走れば走るほど勝ちにつながります。 勝ったレースのタイムランクAの馬はかなり優れていて、勝ったとしてもタイムランクEの馬は評価が低いとのことになります。 実は、実際のオッズとこのタイムランクを比較しますと乖離が生じるケースは割りと見られます。

直近の例で言いますと、2011年皐月賞馬オルフェーブルは
4人気で勝利しましたが、前走のスプリングステークスは
タイムランクBとかなり高いものでした。実はこのレースで
1人気であったサダムパテックの前走弥生賞もタイムランクB
であり、タイムランクB同士の2頭で決まったレースだったのです。

逆に悪い例では、2011年の宝塚記念のルーラーシップ。
金鯱賞の勝ち振りがかなり鮮やかでしたので、宝塚記念
でも人気になりましたがその金鯱賞のタイムランクはＥ。
結果は2人気で5着と馬券対象にもなりませんでした。

このようにタイムランクをうまく活用することで特に
重賞以上のレースでは過剰人気の馬を見つけたり、
不当人気の馬を見つけたりすることが出来ます。

• ネットで先週の結果分析を見たい時はこちらを参照してください。

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